年3回程度を目安に研究会を開催いたします.参加費はどなたでも無料です.
研究者や企業で実務に携わっておられる方など,皆様の講演申込と参加を募集します.
講演募集について / 過去の記録 / SIG-KSTの記録(作成中)
開催日時:2026年3月頃(予定)
開催場所:未定
プログラム:
一般講演(数件程度の予定)
開催日時:2025年12月2日(火) 14:10-17:00
人工知能学会合同研究会にて開催(合同研究会は12月1日(月)~3日(水))
開催場所:
慶應義塾大学 日吉キャンパス(神奈川県横浜市) 来往舎 中会議室(合同研究会I会場)
+オンラインのハイブリッド開催(詳細は参加申込者に連絡)
プログラム
13:50頃 オンライン受付開始
14:10-14:15 開会挨拶と注意事項の説明
14:15-14:55 特別講演(SIG-MAKS-004-01)
From Smart Systems to Sustainable Societies: Harnessing AI for Environmental and Social Sustainability
Shuo-Yan Chou教授(台湾科技大)
概要:This talk examines how AI can move beyond creating smart systems—optimized and automated technologies—toward building sustainable societies that align technological progress with environmental responsibility and social equity. At the environmental level, beyond AI efficiency, data-driven methods are applied to sustainability domains to show how predictive analytics, reinforcement learning, and multi-agent systems enhance operational efficiency. These studies illustrate AI’s capacity to deliver measurable environmental benefits when sustainability is treated as a design principle. At the social level, ongoing research on greenwashing detection uses natural language processing to identify misleading environmental claims, promoting corporate accountability. Efforts to democratize large language models (LLMs) emphasize inclusive access, open education, and human–AI co-creation for sustainability problem-solving. Finally, the talk highlights human–AI collaboration as a foundation for responsible intelligence—where explainable, value-aligned models empower human judgment rather than replace it.
14:55-15:25 一般講演1(SIG-MAKS-004-02)
製造現場のIoT活用に向けた画像処理とつながる工場モデルラボへの実装(第3報)
古川慈之(産総研)
概要:企業内の業務に関する知識・技術・技能の伝承を支援するために,まずはそれらの可視化と分析,さらには新たな知識の獲得とそれを活用した作業の定型化・自動化が重要である.これまでに,IoT技術を活用した製造現場の活動可視化および状態認識に基づく自動通知の事例として,画像処理を用いた数値データ取得と模擬環境での実装について紹介した.本稿では,その続報としてデジタル数値画像からのデータ取得とそれを用いた模擬環境の機能拡張について紹介する.
15:25-15:30 休憩
15:30-16:00 一般講演2(SIG-MAKS-004-03)
石油・天然ガス掘削分野におけるAI開発事例紹介
安部俊吾(JOGMEC)
概要:石油・天然ガス分野へのデジタル技術の活用は、ビッグデータ解析やIoTの考え方の広がりから始まり、その後ロボット・ドローンやAIの進歩に伴い効率的で安全な操業を目指した取り組みが進められてきた。近年では、サービス会社によるデータの一元管理や、サイバー空間内に現実空間の環境を再現しモニタリングやシミュレーションを行うデジタルツインの適用による操業最適化など、自動化・人員削減を促進するツールも続々と活用実績が増加している。本講演では、JOGMECが取り組んでいる、掘削分野におけるAI開発事例として、抑留予兆検知、マッドポンプの故障検知の2テーマについて、その概要を紹介する。
16:00-16:30 一般講演3(SIG-MAKS-004-04)
台風発電船コンセプトのモデル化と運用シミュレーションによる最適構成の探索
満行泰河,海老原悠希(横浜国大)
概要:本研究では、台風の風力を利用して発電し、そのエネルギーを貯蔵可能なエネルギーキャリアに変換する「台風発電船」運用コンセプトのモデル化およびシミュレーションによる構成の検討を行った。台風発電船は、硬翼帆と水中発電機を備えた双胴船で構成され、台風を追跡しながら発電・貯蔵を行い、得られたエネルギーキャリアを後に輸送・販売することを想定している。過去の台風経路データを用いたシミュレーションにより、船体構成および運用条件の最適化を行った。その結果、硬翼帆が発電効率に大きく寄与すること、また台風の進路特性に応じた適切な航行計画が台風発電船の有効運用に不可欠であることが明らかとなった。
16:30-17:00 一般講演4(SIG-MAKS-004-05)
ベイジアンネットワークを用いたビジネスコミュニケーションにおける価値構造のモデル化
上杉真太郎(UACJ),本村陽一(産総研),山本佑樹,浅田勝義,西部諒星(UACJ)
概要:ビジネスにおける意思決定の難しさは、人間関係や価値観の相互作用に起因する。本研究では、価値の捉え方に一定のパターンがあるとする仮説をもとに、ベイジアンネットワークで価値要素間の依存関係をモデル化し、可視化する手法を提案。さらに、このモデルを生成AIに組み込むことで、再現性ある判断支援と、根拠となる要素間関係の明示を実現。実務例を通じて、抽象的な価値構造の理解とその応用可能性について報告する。
17:00 閉会
参加募集:(終了)
今回は合同研究会Webサイトでの参加申込をお願いします。下記リンク先から現地参加(11/24締切)かオンライン参加のいずれかで登録してください。
参加申込はこちら
講演募集:(終了)
今回は合同研究会での開催のため,スケジュールが通常より早く,申込みと原稿提出の手順が異なります.お申込みの方は下記リンク先への入力をお願いします.なお,プログラム確定後の申込取下げはお控えください.
講演申込はこちら(原稿提出は自動送信されたメールのリンクからお願いします)
それ以外の原稿・発表形式等については,下記リンク先をご参照下さい.
講演申込期限:2025年10月17日(金)12:00
原稿提出期限:2025年11月25日(火)12:00
開催日時:2025年8月8日(金) 14:45-17:00
開催場所:
東京大学 本郷キャンパス(東京都文京区) 工3号館3階 33号講義室(340号室)
+オンラインのハイブリッド開催(オンライン参加申込者に後日詳細を連絡します)
プログラム:
14:30頃 オンライン受付開始
14:45-14:50 開会と開催方法についての説明
14:50-15:20 一般講演1(SIG-MAKS-003-01)
製造現場のIoT活用に向けた画像処理とつながる工場モデルラボへの実装(第2報)
〇古川慈之(産総研)
概要:企業内の業務に関する知識・技術・技能の伝承を支援するために,まずはそれらの可視化と分析,さらには新たな知識の獲得とそれを活用した作業の定型化・自動化が重要である.前報では,IoT技術を活用した製造現場の活動可視化および状態認識に基づく自動通知の事例として,画像処理を用いた計器画像からの数値データ取得と模擬環境での実装について紹介した.本稿では,その続報として異なる種類の画像からの数値データ取得とそれを用いた模擬環境の機能拡張について紹介する.
15:20-15:50 一般講演2(SIG-MAKS-003-02)
エネルギー産業におけるAI・デジタル技術の実装事例と展望
〇安部俊吾(JOGMEC)
概要:エネルギー業界においても、AI/デジタル技術の活用が進んでいる。本報告ではそれら事例として、石油/天然ガス開発における、国内/海外での現場実装/取り組み例を紹介する。併せて、操業現場への定着を図る上での課題と、官民連携を含めた今後の展望について述べる。
15:50-16:00 休憩
16:00-16:30 一般講演3(SIG-MAKS-003-03)
認知科学を用いた行動ルールを持つ人インスパイアードモデルの実現に向けた基礎研究
〇持田信治(流通科学大)
概要:現在の人工知能は情報提供や行動支援の域を出ておらず、人工知能による行動判断が課題となっている。人の行動判断は主観や経験を考慮して行われ、必ずしも最適な行動判断とはなっていない。最適解を求めないメカニズムを理論化してモデル化することは困難である。そこで、本研究は、行動目的を理解して行動手順を生成する人インスパイアードモデル実現に向けた基礎研究を提案する。
16:30-17:00 一般講演4(SIG-MAKS-003-04)
人間と生成AIのチームワーク:システム思考による知識のモデル化とシステムデザイン
〇稗方和夫(東京大)
概要:本研究で想定するシステムデザインの方法論は、システムズエンジニアリングを基盤としてオペレーションズ・リサーチや最適設計、計算工学などの知見を活用し、不確実性やリスクを伴うシステムのデザインや意思決定を合理的に行うことを可能にするものである。一方で、このアプローチの習得には専門的なトレーニングが必要であり、実務での利用の障害となっている。本研究では、生成AI(LLM)を活用することでこの問題を解決し、システムデザインに関する手法を組織で活用するための方法を提案する。
17:00 閉会
参加募集:(終了)
下記アドレス宛に電子メールにて下記の情報をお送りください.ご不明な点があれば同アドレス宛にお問い合わせください.
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To: sig-maks-sec-group[at]g.ecc.u-tokyo.ac.jp ([at]を@に置き換えてご利用下さい)
Subject: 第3回研究会参加申込
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SIG-MAKS [参加申込]
氏名:
所属:
メールアドレス:
人工知能学会員:(はい/いいえ)
SIG-MAKS会員あるいは入会希望:(はい/いいえ)
現地参加かオンライン参加か:(現地/オンライン)
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講演募集:(終了)
講演申込・原稿提出の方法や発表形式等については,下記リンク先をご参照下さい.なお,プログラム確定後の申込取下げはお控えください.
講演申込期限:2025年7月18日(金)12:00
原稿提出期限:2025年8月1日(金)12:00
主査:稗方 和夫(東京大学)
主幹事:古川 慈之(産業技術総合研究所)
幹事
青島 大悟(株式会社ツールラボ)
坂口 憲一(株式会社テクノソリューション)
松尾 宏平(海上技術安全研究所)
笈田 佳彰(富士通株式会社)